まぼろし探偵にワープ　オン（続き）

Эまぼろし探偵にワープ　オン（続き）
『まぼろし探偵』（まぼろしたんてい）は、1957年に「少年画報」に連載された桑田次郎の漫画作品。
　まぼろし探偵は、赤い帽子に黒マスク、黄色いマフラーといういでたちで、難事件を解決する謎の少年探偵。正体は富士進という少年新聞記者で、父親は警視庁の警部。まぼろし探偵の黒マスクは、子どもでも簡単に作れた。ありあわせの厚紙に、クレパスで黒く塗って、目のところに穴をあけ、耳にかける輪ゴムを通せば出来あがり。誰でもまぼろし探偵になれたんだ。
　“まぼろし号”という空飛ぶ自動車を操縦し、電波ピストルという特殊な拳銃で、相手の身体をシビレさす。さくらちゃんはあの吉永小百合なのだ。山吹という資産家の娘で、富士警部の姪にあたる。まぼろし探偵とは従姉妹同士という間柄。
『まぼろし探偵』は、新東宝配給で３本映画化（「地底人の襲来」、「恐怖の宇宙人」、「幽霊塔の大魔術団」）されているが、吉永小百合は「地底人の襲来」に出演している。