世界の最難関大学を目指す試み

今年の春開校した、広島市の私立AICJ鴎州学園は、男女共学の「国際的なエリート育成」を目指している中高一貫校。授業は基本的に英語(国語、社会除く)で行う。この学校の母体は、中国地方の大手の学習塾「鴎州塾」を経営する会社。この学校の特徴は、「国際バカロレア(IB)」の認定を目指していること。これは、世界の大学への入学資格が得られる教育プログラムのこと。まだ日本では、インターナショナルスクール以外に認定を受けているのは、私立加藤学園暁秀中学校高校だけ(静岡県)。こうした世界を向いた学校は、今後さらに増えるだろう。しかし英語が国際スタンダード言語になっているからなのだが、最も自己の感性や見方の基礎を作らなければならない時期に不安もある。漢字は、音訓や字から意味が分かるというすばらしい特性がある。これを磨くことは、日本人として世界を相手にする時には必要だと思うのだが・・・

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