Ёコールド・プレイの”美しき生命”

 2008年6月16日(月)、アルバム『美しき生命』の発売を記念して行われた無料ライブが、ロックの殿堂であるブリクストン・アカデミーで行われた。 
  COLDPLAY.COM他、世界で行われた応募抽選で当選した2,000人以上の幸運なファンたちによって開演前から会場は身動きできないほど埋め尽くされた。午後8:45、メンバーがステージに登場!会場は驚くほどの興奮に包まれる。
 新作【美しき生命】のプロローグとも言えるインスト曲「天然色の人生」により“新しいコールドプレイ”のステージが始まった。2曲目はアルバムからのファースト・シングル「ヴァイオレット・ヒル」、名曲「クロックス」「イン・マイ・プレイス」が立て続けに演奏され、会場のファンたちはクリスの歌声に合わせて大合唱。
 アルバムからのセカンド・シングル「美しき生命」のイントロが流れると会場の熱気は一気に加速し、ステージと客席が一体となる魔法のような瞬間が生まれた。その後も新作からの楽曲と過去のアルバムからの名曲が絶妙のバランスで、しかも久々のライヴとは思えない完成度の高さで演奏され、気がつくとアンコールを迎えていた。
 アンコールでは、彼等のライヴには欠かせない「フィックス・ユー」により会場にいるすべとの人たちがこの曲を歌うことの幸福を共有しているように感じた。フィナーレを飾ったのは「ラヴァーズ・イン・ジャパン」。メンバーがステージを去るとアルバムの最後にシークレットトラック的に収録されている「The Escapist」が流れ約70分にわたるライヴが終了となった。
 地元ロンドンでのライヴだからかもしれないがステージ上のメンバーと観客の間に垣根が全くなく、そこにいるすべての人が70分のパフォーマンスに参加し、それを心から楽しんでいるように感じた。きっとこれはイギリス人にとってコールドプレイの音楽がジャンルや世代を超えた存在となっているからなのだろうとつくづく再確認させられた、そんな素晴らしいライヴだった。(この記事は、http://www.emimusic.jp/coldplay/news/?rssno=53サイトより転載)

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