林のメモランダム


Э生息地

 生息域は東西に2分されている、西側の生息域であるコンゴガボンカメルーン中央アフリカ共和国赤道ギニア、ナイジェリアには、ニシローランドゴリラが生息。東側の生息域であるコンゴ民主共和国東部、ウガンダルワンダには、ヒガシローランドゴリラと、マウンテンゴリラが生息。

Э生態

 オスのゴリラは、若いうちは背中も含めた全身の毛が黒いのでブラックバックと呼ばれるが、成獣になると背中の毛が白銀色になることからシルバーバックと呼ばれる。シルバーバックは身長は約2m、体重は250kgを越える。ゴリラの群れは1頭のシルバーバックを中心に、数頭のメス、そして子供達から構成されている。配偶した雌とは一生を共にし、家族を愛する習性もあるようである。ゴリラの血液型はすべてB型である。基本的には四足歩行で、拳で地面を突くナックルウォーキングと呼ばれる歩き方をする。
 発見以来、凶暴な動物であると誤解されてきたが、近年になって研究が進み、実は非常に温和で繊細な性質を持っており、神経性の下痢にかかりやすいことが明らかになってきた。 外敵を威嚇する際には、両手で胸をたたきドラムのような音を立てるドラミングと呼ばれる行動をしたり、落ちている枝を折って見せたりするが、これもむしろ争いを避けるために行なう行動だと考えられている。力が強いので、万一人間といさかいを起こすと危険であるが、動物としての戦闘力はむしろ弱く、ゴリラの研究者として有名なシャラーは、シルバーバックを含むゴリラがヒョウに殺されて食われた実例を報告している。しかし、逆にゴリラがヒョウを殺してしまうことも実際に報告されている。ゴリラは「草食動物」と誤解されることもあるが、正確には「繊維性食物を中心とした雑食」である。
 木の葉や草の髄、樹皮などの繊維性食物に適した消化器官をもっており、地上性草本類や新葉などを主食とするが、果実や昆虫をまったく食べないわけでもない。特にニシローランドゴリラは多くの果実、昆虫を食物として利用することが知られており、季節によっては採食時間の大部分を果実食に費すこともある。
 2002年、ガボンにおいてエボラ出血熱のゴリラへの感染が確認された。同年、隣国のコンゴで流行した際には、全個体の2/3が被害を受けたと同国政府が発表。ゴリラの出産は4〜5年に一度であり、一度個体数が減少すると回復するまでに長い時間がかかるため、個体数の激減が危惧されている。このほか、肉の商取引を目的とした狩猟、先進諸国で消費される木材や地下資源開発による生息地の破壊などが、ゴリラを絶滅の危機に追いやっている。

Фゴリラでリサーチ

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